ある日から庭にギャングがやってくるようになった-どんぐりを食べるカケス編-
我が家の庭には、いろんな生き物がやってくる。
集団で練り歩くカルガモや落ち葉を豪快にかき回すイノシシ。ギャーギャーとにぎやかなカケス…。まるで小さなギャング。
そんな、かわいいギャングが庭にやってくるようになった話。
カルガモの話は以前紹介したので、今回はカケスのお話を。
我が家は標高1150mほどのミズナラや白樺にかこまれた森の中にある。
周りは別荘地、周囲100mに15軒ほど家があるが、永住している人はまばらなので密集している感じはない。
庭にはミズナラの樹が何本かあるので、どんぐりがそこら中にコロコロころがっている。

今は冬なので、庭には雪が積もっている。
年々この地域では雪が減っていて、今年のまとまった降雪は、1月24日に約20cm降ったきり。それでもまだ解けずに深いところは10cmほど残っている。

朝、犬の散歩と食事を済ませ、いい天気だからカーテンを開けてそろそろパソコン作業でもしようか…というタイミングで庭がさわがしい。
「ギャー、ギャー」
窓の外にはいろんな鳥がやってくる。
ピーピー鳴く”シジュウカラ”やジュルジュル鳴く”エナガ”、ギーギーと”コゲラ”。このあたりは、混群と言って冬に見られる小鳥たちの集団。ちょろちょろ飛び回っていつの間にかどこかに行ってしまう。

混群は小さくてちょこまかしていてかわいらしい。ギャング感はあまりない。
ギャーギャー言うのはカケス。
ハトのしっぽを少し長くしたような体格で、ごましお頭に鋭い目つき。ドスのきいた声で鳴く、カラスの仲間。

どうやら薪棚の下のどんぐりを狙っているよう。

枝にとまってキョロキョロとあたりを見回したあと、地面へ降りたと思ったら、ふわりと少し離れたの樹の枝へ。
窓からカメラでズームしてみたら、もじもじしてしててよく見えない。

あ、無事どんぐりをゲットできたみたい。

くわえたままどこかへ飛んでいった。
以前どんぐりを食べる瞬間に出くわしたことがある(2018年12月3日撮影)。
なんと丸呑み!!




鳥には砂肝があって、歯がない代わりに砂肝の中にある「小石」がすりつぶしてくれるそう。でも、食べた瞬間はのどがパンパンでつらそうに見えてしまう。
小柄なコガラ(ダジャレじゃないよ)やヤマガラは、くちばしでつついて木の実を食べる様子をよく見る。

カケスくらいのサイズになったら、豪快に丸呑みするんだなぁと結構びっくり。

同じく「どんぐりを食べる鳥」で有名なオシドリも丸呑みしているんだろうか(まだ食べるところは見たことない)。
「どんぐり 食べる 鳥」で検索したら、アオバトもどんぐりを丸呑みしてた。
そういえば、フクロウはネズミを丸呑みしていたっけ。おそるべし砂肝。



話を元に戻すと、庭のどんぐりはほかにもこの冬を乗り越える大切な食料になっているようで。
薪棚から薪を取り出していると、たびたび隙間からどんぐりが出てくる。

ネズミが入れたんだろうか?カケスが上から落とした?リスがあとで食べようと運んだのかもしれない。想像がつきない。

雪が解ければ、ごはんが出てくる。暖かくになるにつれ、鳥たちがたのしそう。もうすぐ春と言いながら、まだあと2ヶ月ほど寒いけど。必ず春が来ることを知っているのだろう。

いつもの日常も、まだ知らないことがたくさんあっておもしろい。たのしそうな鳥たちを見ながら、楽しく春を待とうと思う。

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