ある日から庭にギャングがやってくるようになった-陸を歩くカモ編-
我が家は標高1150mほどのミズナラや白樺にかこまれた森の中にある。
夏は涼しいので周りは別荘地になっており、この家も元々は別荘利用していた方から譲っていただいたものである。
庭にはミズナラの樹が何本かあるので、どんぐりがそこら中にコロコロころがっている。秋には落ち葉かきで忙しい(というか、膨大な量なのでかききれていない…)
冬には、雪がどさっと積もる。
…というのは、願望で。積もるけどここ数年は膝下まで積もればいい方。
プラスとマイナスを行ったり来たりするので積もってもだんだん解けて地面が見える日も多い。
ある日、犬の散歩をしていると、見慣れない足跡を発見。
キジとかヤマドリに似ているけどちょっと違う…?
そして、我が家の庭にもベタベタと大量にこの謎の足跡がつけられていた。よく見ると旭川動物園で見たペンギンウォークの足跡に近いような…
すぐ近くに池があるからそこにはカモがいつもいて。
冬になると10羽ほどがすいすい泳いでいる。
でも、カモって水の上にいるもので地面の上を歩くんだそろうか…。
そう思っていた、そんなある日。
やってきたのだ、我が家の庭に。
ギャングが集団で練り歩いている!!
くちばしで地面をつついて何かもぐもぐしている。
カモって陸地でもごはん食べるのね。
頑張って窓に張り付いて写真をとったけど、すこし動いたらこちらに気づいて全員で飛び去ってしましましたとさ。
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今回庭に現れたカモは「カルガモ」
よく春先に、お母さんと小ガモ数羽でさまざまな試練を乗り越えてお引っ越しする様子がニュースで流れる”あのカモ”である。
そういえば、北海道でも白鳥とかマガンとか畑によく居たわ。
水かきがついている足でも陸地を歩くんだ。
(オシドリなんか水かきの足で木の枝にもとまるし…)
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春になるとどこかに行ってしまう、去年もこの時期に庭にやってきた。
「庭にかわいいギャングがやってくる」我が家の冬の風物詩の話でした。
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